カテゴリ: AI活用術
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文字数: 約4,800字
この記事は営業資料・提案書・会社案内の作成へのAI活用に特化しています。PowerPoint資料の作り方は → ClaudeでPowerPointのプレゼン資料を作る方法 をご覧ください。社内資料(議事録・報告書)の作成は → 社内資料作成にClaude・ChatGPTを使う手順 をご覧ください。
営業資料作成でAIを使うメリット
中小企業の経営者・営業担当者が「営業資料が作れない」「提案書に時間がかかりすぎる」と感じる理由の多くは、文章化が苦手・テンプレートがない・時間がないという3つだ。
AIを使うことで何が変わるか:
- 提案書のたたき台:半日 → 1〜2時間
- 会社案内の文章:数日 → 30分
- 商談後のフォローメール:30分 → 5分
- 新しい顧客向けの提案書カスタマイズ:1時間 → 10分
提案書・営業資料の作成プロンプト集
①新規顧客への提案書(A4・2〜3枚)
以下の条件で、新規顧客への提案書を作成してください。
【自社情報】
・会社名:〇〇物流株式会社
・サービス:冷凍・冷蔵物流(倉庫保管+配送)
・強み:24時間対応・静岡県内最速配達・食品ロス削減の実績
【提案先】
・会社:△△食品株式会社(地域食品メーカー)
・担当者の課題:現在の物流会社が納期を守れない・冷凍管理が不安
・決定者:物流部長
【構成】
A4で2〜3枚。以下の見出しで作成してください:
1. 御社の課題の認識
2. 弊社のご提案
3. 弊社の強みと実績(数字を含める)
4. 料金のご案内(概算で)
5. 次のステップ
トーンは丁寧かつ自信あり。営業文書として読みやすく。
②会社案内文(Webサイト・パンフレット向け)
以下の情報をもとに、会社案内の文章を作成してください。
【会社情報】
・会社名:〇〇物流株式会社
・創業:1985年(40年の実績)
・従業員:45名
・保有資格:食品衛生管理・HACCP認証
・対応エリア:静岡・愛知・神奈川
・主な顧客:食品メーカー・スーパーチェーン・百貨店
以下のパート別に作成してください:
1. 会社紹介(200字・「信頼」「安全」を軸に)
2. 私たちのこだわり(3つのポイント・各100字)
3. 採用向けメッセージ(150字・職場環境を強調)
③商談後のフォローメール
商談後のフォローメールを作成してください。
【状況】
・商談相手:△△食品株式会社 物流部長 田中様
・商談日:今日(〇月〇日)
・話した内容:冷凍倉庫の保管コスト削減・週2回の定期配送の提案
・相手の反応:前向きだが、コストの詳細が出てから決めたいとのこと
・次のアクション:2週間後に正式な見積書を送付する予定
【条件】
・丁寧かつ簡潔(200字以内)
・商談への感謝を伝えつつ、次のステップへの橋渡しをする
・件名も提案してください
④見積書の「補足説明文」
以下の見積書に添付する補足説明文を作成してください。
【見積内容】
・サービス:冷凍倉庫保管(月100坪・24時間管理)
・配送:週3回定期配送(静岡県内)
・月額概算:180,000円
【相手が気にしている点】
・他社より少し高いことへの納得感が必要
・品質・安心感を伝えたい
・実績を数字で示したい
A4・半枚程度で、見積書の料金が妥当である根拠を説得力を持って説明する文章を。
提案書の構成(テンプレート)
AIに渡す前に、提案書の構成を決めておくと生成品質が上がる。
中小企業向け提案書の基本構成(A4・3〜4枚):
表紙
・会社名・担当者名・日付
1. 御社の現状と課題の認識
・相手の課題を「我々は理解している」と示す
・共感を先に出すことで、提案が受け入れられやすくなる
2. ご提案の概要
・一言で「何を提供するか」
・主要なベネフィット(3点)
3. 弊社の強みと実績
・数字を使う(〇社実績・〇%コスト削減・〇年の運営歴)
・顧客事例(可能であれば社名・業種)
4. 提供内容の詳細・料金
・具体的なサービス内容
・価格(概算でも示す・「詳細は別途見積」はできれば避ける)
5. 次のステップ
・「来週〇日に再訪問する」等の具体的な行動提案
AIが苦手な部分・補う方法
| AIが苦手なこと | 補い方 |
|---|---|
| 自社固有の実績・数字 | 自分で追記する |
| 相手の会社情報・業界特有の問題 | 相手の情報をプロンプトに入れる |
| 商談中に感じた相手の温度感 | 後から修正する |
| 競合との比較(競合情報が不明) | 自分で調べて追記する |
| 最新の市場動向・規制情報 | 調べて反映する |
顧客タイプ別のトーン設定
提案書のトーンは相手の立場・関係性によって変える。AIに指示する際に「トーン」を明示すると品質が上がる。
トーン指定の例:
・「丁寧かつ自信あり。初めての取引相手向け」
・「信頼関係が既にある取引先向け。フレンドリーに」
・「大手企業の購買部門向け。フォーマル・数字重視」
・「中小企業の経営者向け。本質を直接的に伝える」
Claudeに社名・担当者名を記憶させるコツ
毎回プロンプトに会社情報を入力するのが面倒な場合は、Claudeの「プロジェクト機能」を使う。
使い方:
- Claudeのプロジェクトを作成する(「営業資料作成」等の名前)
- プロジェクトの「インストラクション」に自社情報を登録する
- そのプロジェクト内での会話では自社情報が常に参照される
登録する情報の例:
【会社情報】
・会社名:〇〇物流株式会社
・サービス:冷凍・冷蔵物流
・強み:24時間対応・40年の実績・HACCP認証
・対応エリア:静岡・愛知・神奈川
・代表者:〇〇〇〇(直接交渉できる立場)
よくある質問(FAQ)
Q. AIで作った提案書は顧客にバレますか?
A. バレるかどうかより「顧客の課題・状況・自社の強みが正確に反映されているか」の方が重要です。自社固有の情報・数字を追記して「あなたのための提案書」にすれば、AIで作ったかどうかは問題ではありません。
Q. 提案書に画像・グラフを入れる場合は?
A. Claudeは画像・グラフを直接作ることはできません。文章のたたき台をClaudeで作り、PowerPointやCanvaでグラフ・デザインを追加することをすすめます。
Q. 英語の提案書も作れますか?
A. 作れます。「上記の提案書を英語で作成してください」と指示するか、日本語で作ってから「英語に翻訳してください(ビジネス文書のトーンで)」と依頼します。
まとめ
AIで営業資料を作成する3ステップ:
- 顧客の課題・自社の強み・数字をプロンプトに入れる——情報が多いほど品質が上がる
- たたき台を生成して、固有情報・体験談を追記する——AI生成のまま出さない
- Claudeのプロジェクト機能に自社情報を登録する——毎回の入力手間をゼロにする
「営業資料が書けない」という中小企業の悩みは、AIを使うことで大幅に解消できる。まず自分が一番困っている資料(提案書・会社案内・フォローメール)の一つから試してほしい。
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静岡県で倉庫会社を経営しています。年商4億円・従業員30名・創業55年のザ・中小企業です。
大学はアメリカ(カリフォルニア州立大学ノースリッジ校)で運動生理学を専攻して2009年卒業。卒業後は外資系医療機器メーカーで営業職として働いていましたが、14年前に家業に入社。課長・部長・専務取締役を経て、2年前に社長に就任しました。
AI活用を始めたのは約3年前。紙・Excel・電話だけで回っていた倉庫業の現場をなんとかしたいと思ったのがきっかけです。それからClaude・ChatGPTを中心に、実際の業務改善で毎日試行錯誤しています。
コンサルでも研究者でもない「普通の中小企業の社長がAIを使ってみたリアル」を発信しています。
モットーは「人生を最大限楽しむ」。好きな言葉は「生きてるだけで丸儲け」。


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