AIで営業資料・提案書を1時間で作る方法【Claudeプロンプト全文・テンプレ付き】

AIで営業資料・提案書を作成する方法【Claude・ChatGPTプロンプト例付き】 AI活用術
Photo by Nguyen Dang Hoang Nhu on Unsplash

この記事の要点: 営業資料・提案書は、Claudeに「目的・相手・盛り込む要素」を渡せば、構成案から本文ドラフトまで1時間程度で作れます。ゼロから書くより、AIに初稿を出させて人が手直しする進め方が最も速く、品質も安定します。本記事ではそのまま使えるプロンプト全文とテンプレートを公開します。


この記事は営業資料・提案書・会社案内の作成へのAI活用に特化しています。PowerPoint資料の作り方は → ClaudeでPowerPoint資料を最短50分で作る方法 をご覧ください。社内資料(議事録・報告書)の作成は → 社内資料作成にClaude・ChatGPTを使う手順 をご覧ください。


AIで営業資料を作る前後の比較(時間短縮効果)

作業 AI導入前 AI導入後 短縮効果
新規提案書(A4・2〜3枚) 半日 1〜2時間 **75%削減**
会社案内の文章 数日 30分 **90%削減**
商談後フォローメール 30分 5分 **83%削減**
既存提案書のカスタマイズ 1時間 10分 **83%削減**

※著者(物流会社社長・従業員30名)の実測値。作業内容・習熟度により異なります。

私自身、倉庫サービスの新規提案書(A4・3枚)をClaudeで作ったところ、以前は半日かかっていた初稿が1時間で完成した。「自社の強み・提案先の課題・料金の概算」をプロンプトに書くだけで、そのまま商談で使えるレベルの文章が出てくる。大切なのは自社固有の数字(実績年数・サービスの特徴・過去の削減効果)を入れること——そこだけはAIに任せられない。


営業資料作成でAIを使うメリット

中小企業の経営者・営業担当者が「営業資料が作れない」「提案書に時間がかかりすぎる」と感じる理由の多くは、文章化が苦手・テンプレートがない・時間がないという3つだ。

AIを使うことで何が変わるか:

  • 提案書のたたき台:半日 → 1〜2時間
  • 会社案内の文章:数日 → 30分
  • 商談後のフォローメール:30分 → 5分
  • 新しい顧客向けの提案書カスタマイズ:1時間 → 10分

  • 提案書・営業資料の作成プロンプト集

    ①新規顧客への提案書(A4・2〜3枚)

    
    以下の条件で、新規顧客への提案書を作成してください。
    
    【自社情報】
    ・会社名:〇〇物流株式会社
    ・サービス:冷凍・冷蔵物流(倉庫保管+配送)
    ・強み:24時間対応・静岡県内最速配達・食品ロス削減の実績
    
    【提案先】
    ・会社:△△食品株式会社(地域食品メーカー)
    ・担当者の課題:現在の物流会社が納期を守れない・冷凍管理が不安
    ・決定者:物流部長
    
    【構成】
    A4で2〜3枚。以下の見出しで作成してください:
    1. 御社の課題の認識
    2. 弊社のご提案
    3. 弊社の強みと実績(数字を含める)
    4. 料金のご案内(概算で)
    5. 次のステップ
    
    トーンは丁寧かつ自信あり。営業文書として読みやすく。
    

    ②会社案内文(Webサイト・パンフレット向け)

    
    以下の情報をもとに、会社案内の文章を作成してください。
    
    【会社情報】
    ・会社名:〇〇物流株式会社
    ・創業:1985年(40年の実績)
    ・従業員:45名
    ・保有資格:食品衛生管理・HACCP認証
    ・対応エリア:静岡・愛知・神奈川
    ・主な顧客:食品メーカー・スーパーチェーン・百貨店
    
    以下のパート別に作成してください:
    1. 会社紹介(200字・「信頼」「安全」を軸に)
    2. 私たちのこだわり(3つのポイント・各100字)
    3. 採用向けメッセージ(150字・職場環境を強調)
    

    ③商談後のフォローメール

    
    商談後のフォローメールを作成してください。
    
    【状況】
    ・商談相手:△△食品株式会社 物流部長 田中様
    ・商談日:今日(〇月〇日)
    ・話した内容:冷凍倉庫の保管コスト削減・週2回の定期配送の提案
    ・相手の反応:前向きだが、コストの詳細が出てから決めたいとのこと
    ・次のアクション:2週間後に正式な見積書を送付する予定
    
    【条件】
    ・丁寧かつ簡潔(200字以内)
    ・商談への感謝を伝えつつ、次のステップへの橋渡しをする
    ・件名も提案してください
    

    ④見積書の「補足説明文」

    
    以下の見積書に添付する補足説明文を作成してください。
    
    【見積内容】
    ・サービス:冷凍倉庫保管(月100坪・24時間管理)
    ・配送:週3回定期配送(静岡県内)
    ・月額概算:180,000円
    
    【相手が気にしている点】
    ・他社より少し高いことへの納得感が必要
    ・品質・安心感を伝えたい
    ・実績を数字で示したい
    
    A4・半枚程度で、見積書の料金が妥当である根拠を説得力を持って説明する文章を。
    

    提案書の構成(テンプレート)

    AIに渡す前に、提案書の構成を決めておくと生成品質が上がる。

    中小企業向け提案書の基本構成(A4・3〜4枚):

    
    表紙
    ・会社名・担当者名・日付
    
    1. 御社の現状と課題の認識
    ・相手の課題を「我々は理解している」と示す
    ・共感を先に出すことで、提案が受け入れられやすくなる
    
    2. ご提案の概要
    ・一言で「何を提供するか」
    ・主要なベネフィット(3点)
    
    3. 弊社の強みと実績
    ・数字を使う(〇社実績・〇%コスト削減・〇年の運営歴)
    ・顧客事例(可能であれば社名・業種)
    
    4. 提供内容の詳細・料金
    ・具体的なサービス内容
    ・価格(概算でも示す・「詳細は別途見積」はできれば避ける)
    
    5. 次のステップ
    ・「来週〇日に再訪問する」等の具体的な行動提案
    

    AIが苦手な部分・補う方法

    AIが苦手なこと 補い方
    自社固有の実績・数字 自分で追記する
    相手の会社情報・業界特有の問題 相手の情報をプロンプトに入れる
    商談中に感じた相手の温度感 後から修正する
    競合との比較(競合情報が不明) 自分で調べて追記する
    最新の市場動向・規制情報 調べて反映する

    顧客タイプ別のトーン設定

    提案書のトーンは相手の立場・関係性によって変える。AIに指示する際に「トーン」を明示すると品質が上がる。

    トーン指定の例:

    
    ・「丁寧かつ自信あり。初めての取引相手向け」
    ・「信頼関係が既にある取引先向け。フレンドリーに」
    ・「大手企業の購買部門向け。フォーマル・数字重視」
    ・「中小企業の経営者向け。本質を直接的に伝える」
    

    Claudeに社名・担当者名を記憶させるコツ

    毎回プロンプトに会社情報を入力するのが面倒な場合は、Claudeの「プロジェクト機能」を使う。

    使い方:

  • Claudeのプロジェクトを作成する(「営業資料作成」等の名前)
  • プロジェクトの「インストラクション」に自社情報を登録する
  • そのプロジェクト内での会話では自社情報が常に参照される
  • 登録する情報の例:

    
    【会社情報】
    ・会社名:〇〇物流株式会社
    ・サービス:冷凍・冷蔵物流
    ・強み:24時間対応・40年の実績・HACCP認証
    ・対応エリア:静岡・愛知・神奈川
    ・代表者:〇〇〇〇(直接交渉できる立場)
    

    よくある質問(FAQ)

    Q. AIで作った提案書は顧客にバレますか?

    A. バレるかどうかより「顧客の課題・状況・自社の強みが正確に反映されているか」の方が重要です。自社固有の情報・数字を追記して「あなたのための提案書」にすれば、AIで作ったかどうかは問題ではありません。

    Q. 提案書に画像・グラフを入れる場合は?

    A. Claudeは画像・グラフを直接作ることはできません。文章のたたき台をClaudeで作り、PowerPointやCanvaでグラフ・デザインを追加することをすすめます。

    Q. 英語の提案書も作れますか?

    A. 作れます。「上記の提案書を英語で作成してください」と指示するか、日本語で作ってから「英語に翻訳してください(ビジネス文書のトーンで)」と依頼します。


    資料づくりをさらに広げるなら、ClaudeでPowerPoint資料を最短50分で作る方法や、Officeソフト全体をAIで使うMicrosoft Copilotの使い方【Word・Excel・Teams別】も参考になります。

    まとめ

    AIで営業資料を作成する3ステップ:

  • 顧客の課題・自社の強み・数字をプロンプトに入れる——情報が多いほど品質が上がる
  • たたき台を生成して、固有情報・体験談を追記する——AI生成のまま出さない
  • Claudeのプロジェクト機能に自社情報を登録する——毎回の入力手間をゼロにする
  • 「営業資料が書けない」という中小企業の悩みは、AIを使うことで大幅に解消できる。まず自分が一番困っている資料(提案書・会社案内・フォローメール)の一つから試してほしい。


    関連記事

  • AIで商談・営業を記録して振り返る方法【録音→文字起こし→改善】 — 作った提案で臨んだ商談を記録し、次の一手に活かす
  • ClaudeでPowerPoint資料を最短50分で作る方法【スライド構成プロンプト全文付き】
  • 社内資料作成にClaude・ChatGPTを使う手順【PowerPoint・Word・Excelも対応】
  • Microsoft Copilot 使い方【Word・Excel・Teams別プロンプト集・中小企業向け2026】
  • AIで業務効率化するプロンプト集

  • 本記事の情報は2026年5月時点のものです。

    本サイトはアフィリエイトプログラムを利用しています。







    コメント

    タイトルとURLをコピーしました