経営者・役員から転職する際の注意点と成功のポイント【現役社長が解説】

経営者・役員から転職する際の注意点と成功のポイント【現役社長が解説】 管理職・経営者転職
Photo by Vitaly Gariev on Unsplash

カテゴリ: 管理職・経営者転職

メインキーワード: 経営者 役員 転職 注意点 成功

文字数: 約6,000字

アフィリエイト誘導: JACリクルートメント・ビズリーチ


「社長・役員として働いていると、転職市場で自分がどう評価されるかわからない」

これは経営幹部クラスの転職で最もよく聞く悩みです。私自身は現在経営者の立場ですが、家業入社前に外資系企業から転職した経験があります。また採用側として、多くの経営経験者の方と面接してきました。

この記事では、経営者・役員クラスが転職を検討する際の注意点と、転職市場での評価を上げるポイントを解説します。


この記事でわかること

  • 経営者・役員クラスが転職市場でどう評価されるか
  • 転職前に整理すべき4つのこと
  • よくある失敗パターンと回避策
  • 経営幹部の転職に強いエージェントの選び方
  • 転職活動の進め方(在職中・退職後)

経営者・役員の転職市場での現実

まず正直に伝えます。経営者・役員クラスの転職は「ポジションが高い分、求人数が少ない」のが現実です。

年収帯 求人の絶対数 転職難易度 特徴
〜500万円 多い 低〜中 一般の転職エージェントで対応可
500〜800万円 普通 リクルートエージェント・doda
800〜1,200万円 少ない 中〜高 JACリクルートメント・ビズリーチ
1,200万円〜 少ない ビズリーチ・エグゼクティブ専門エージェント

経営者・役員クラスは「希少な存在」である一方、求人も希少です。だからこそ、エージェント選びと自己PRの質が成否を分けます。


転職前に整理すべき4つのこと

① なぜ転職するのかを言語化する

「現職に不満がある」という理由で動くのは最も危険です。転職市場での経営幹部への問いは「なぜその選択をするのか」への説明力が求められます。

整理すべき質問:

  • 現職で何を達成し、何が残されているか
  • 次でやりたいことは何か(具体的に)
  • なぜ今のタイミングなのか

② 自分の市場価値を客観的に把握する

「大企業の役員だから」「売上〇〇億の会社を経営していたから」という肩書きだけでは転職市場では通用しません。評価されるのは具体的な実績です。

整理すべき実績:

  • P&L(損益)への責任経験と結果(数字で)
  • 組織を何人・どのように変えたか
  • 自分がいなくなった後に残した仕組み・組織
  • 新規事業・市場開拓の経験

③ 自社(家業・同族会社)出身の場合は特に注意

自社(実家の会社・同族企業)からの転職は、転職市場では「家業継承者」として見られます。経営実績があっても「純粋な実力かどうか」という目線で見られることがあります。

対策:

  • 入社後に自分が主導した施策・数値改善を具体的に示す
  • 「創業者の息子」よりも「専務として〇〇を改革した」を前面に出す

私自身がまさにこのケースです。物流会社に入社して課長・部長・専務取締役を経て社長になりましたが、採用される側の立場で「自分が主導した具体的な施策」を説明できることが重要だと感じています。

④ 財務・法務リスクを確認する

経営者・役員として転職する際に見落としがちな注意点です。

  • 競業避止義務(退職後一定期間、同業への転職を禁ずる契約)が結ばれていないか確認する
  • 役員として連帯保証を結んでいる場合、退任と同時に解除されるか確認する
  • ストックオプション・退職金の権利関係を確認する

よくある失敗パターン

失敗① 年収を下げずに同等のポジションを探す

役員クラスの求人は少ないため、「現職と同等の待遇・ポジション」という条件で探すと、選択肢がほぼゼロになることがあります。特に50代では、年収をある程度柔軟にした方が良い機会に巡り合えます。

失敗② 1社だけに絞って転職活動する

「この会社でなければ転職しない」という姿勢は選択肢を狭めます。複数のエージェント・複数の企業と並行して動くことで、交渉力も上がります。

失敗③ 退職してから転職活動を始める

経営幹部の転職は時間がかかります。在職中に動き始め、内定が出てから退任の準備をするのが基本です。退職後に活動すると、「なぜ辞めたのか」という目線で見られることがあります。


経営幹部の転職に強いエージェント

エージェント 得意な年収帯 特徴
JACリクルートメント 600〜1,500万円 外資・グローバル企業に強い・経営幹部実績多数
ビズリーチ 600万円〜 スカウト型・ヘッドハンター経由の求人が多い
リクルートエグゼクティブエージェント 1,000万円〜 リクルートの役員・経営幹部特化部門
エン・ミドルマネジメント 500〜1,000万円 中堅管理職〜経営幹部向け

よくある質問(FAQ)

Q. 在職中に転職活動をしても会社にばれませんか?

A. エージェント経由での活動であれば、現職に知られずに進めることが基本です。ただし、業界が狭い場合は噂が広がるリスクがあります。転職エージェントに「現職に知られないよう配慮してほしい」と伝えましょう。

Q. 60代での転職は可能ですか?

A. 求人の絶対数は少なくなりますが、特定の業界・専門分野では経験者として評価されます。「顧問・アドバイザー」という形の契約も選択肢になります。

Q. 経営者から会社員に戻ることへの心理的ハードルはどう乗り越えますか?

A. 経営者経験を活かした「より大きな組織でのポジション」という目標設定が有効です。「降格」ではなく「ステージの変化」として捉え、新しい環境でできることを具体的に描いてください。

Q. 同族会社出身でも転職市場で評価されますか?

A. 実績次第で評価されます。「家業だから」ではなく「自分が何をどう変えたか」を数字で示せれば、出自は関係ありません。

Q. 転職活動にどのくらいの期間がかかりますか?

A. 経営幹部クラスは3〜12ヶ月が目安です。年収が高く・ポジションが限られるほど時間がかかります。余裕を持ったスケジュールで活動してください。


💼 まず求人を見てみたい方に

求人数200万件以上・日本最大級の転職サイト。スキルや経験を登録すると企業から直接スカウトが届く。管理職・経営層向けの非公開求人も多数。情報収集だけの利用もOK、登録無料。

リクナビNEXTに無料登録する →

※本リンクはアフィリエイト広告です

まとめ

経営者・役員が転職を成功させる3つのポイント:

  1. 「肩書き」より「具体的な実績(数字)」で勝負する
  2. 在職中から動き始め、退職後に転職活動する事態を避ける
  3. JACリクルートメント・ビズリーチなどハイクラス特化サービスを使う

転職市場での評価は「何の役員か」ではなく「役員として何をやり遂げたか」です。自分の実績を客観的に数字で整理するところから始めてください。


あわせて読みたい


本記事の情報は2026年5月時点のものです。

本サイトはアフィリエイトプログラムを利用しています。


⚠️ 免責事項・情報の正確性について

本記事は掲載時点の情報をもとに、著者(物流会社経営者)の個人的な調査・体験に基づいて作成しています。以下の点をご確認のうえ、情報をご活用ください。

  • サービスの料金・仕様・審査基準・提供内容は予告なく変更される場合があります
  • 補助金・助成金の条件・金額・公募期間は年度ごとに変わります。申請前に必ず公式サイト・商工会議所等でご確認ください
  • 転職エージェントの求人数・サービス内容・担当者体制は変動します
  • 本記事に記載された統計・数値は、取材時点の公開情報に基づくものです。最新データは一次情報源でご確認ください
  • 本記事の内容は正確を期していますが、情報の完全性・正確性を保証するものではありません

最終判断はご自身の責任で:転職・金融商品申込み・補助金申請・投資等の最終判断は、必ず公式サイトおよび専門家(税理士・社労士・弁護士等)に確認のうえ、ご自身の責任においてお願いします。

広告・アフィリエイト開示:本記事には広告・アフィリエイトリンクが含まれています。リンクからのご購入・ご登録により当サイトに報酬が発生する場合があります。ただし、報酬の有無にかかわらず、著者が実際に評価・調査した内容のみを掲載しています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました