補助金の種類別「自分で申請できる・できない」難易度一覧【費用対効果の計算式付き】

補助金申請は自分でできる?外注すべき?費用対効果を比較【中小企業向け】 補助金・助成金
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補助金の種類別「自分で申請できる・できない」難易度一覧【費用対効果の計算式付き】


「IT導入補助金は自分でできそうだが、ものづくり補助金は難しそう。どの補助金なら自分で申請できるのか」

補助金ごとに申請難易度は大きく異なります。この記事では主要補助金の難易度を一覧比較し、自分で申請した場合と外注した場合の費用対効果を計算式で判断する方法を解説します。

「自分でvs代行どちらを選ぶべきか」という全体の判断基準については → 補助金申請は自分でできる?代行に任せるべき?費用対効果を現役社長が比較 をご覧ください。業者選びのチェックリストは → 補助金申請代行の料金相場と悪徳業者の見分け方 をご覧ください。


この記事でわかること

  • 主要補助金5種類ごとの「自分で申請できる難易度」一覧
  • IT導入補助金・持続化補助金が自分でできる理由(具体的な手順・時間目安)
  • ものづくり補助金・事業再構築補助金が外注推奨な理由(書類の複雑さ・採択率との関係)
  • 外注費用が「割に合うか」を判断する費用対効果の計算式と具体例
  • 無料の公的相談窓口一覧

  • 自分での申請と外注の比較

    比較項目 自分で申請 専門家に外注
    コスト 時間のみ(お金はかからない) 成功報酬5〜15%程度
    採択率 やや低め やや高め
    時間 多くかかる 少なくて済む
    向いている補助金 IT導入補助金・持続化補助金 ものづくり補助金・事業再構築補助金
    専門知識の必要性 低い〜中程度 不要(専門家が代行)

    自分で申請できる補助金

    以下の補助金は、手順を踏めば自分で申請できるレベルです。

    ① IT導入補助金

    難易度:★★☆(自分で申請しやすい)

    理由

  • IT導入支援事業者(認定ITベンダー)がサポートしてくれる
  • 事業計画書は比較的シンプル
  • gBizID取得と必要事項入力で完結
  • 自分で申請する場合の時間目安

  • gBizID取得:1時間の手続き(発行まで2〜3週間)
  • 事業計画書:3〜5時間
  • 申請ポータル入力:2〜3時間
  • 合計:約6〜10時間
  • ② 小規模事業者持続化補助金

    難易度:★★☆(自分で申請しやすい)

    理由

  • 商工会議所・商工会が申請の相談に無料で対応してくれる
  • 補助額が小さいため書類もシンプル
  • 地域の支援機関が丁寧にサポートしてくれる
  • 自分で申請する場合の時間目安

  • 経営計画書:5〜8時間
  • 商工会議所への確認・修正:2〜3回
  • 合計:約10〜15時間

  • 専門家への外注が適している補助金

    以下の補助金は、専門家の力を借りることを強くお勧めします。

    ① ものづくり補助金

    難易度:★★★(外注推奨)

    理由

  • 事業計画書が10〜30ページ必要
  • 数値計画の根拠づけが複雑
  • 採択率が40〜60%で、書類の質が採否を分ける
  • 外注費用の目安

  • 着手金:5〜20万円程度
  • 成功報酬:補助金額の5〜10%
  • 例:補助金1,000万円の場合、成功報酬50〜100万円
  • 外注のメリット

    採択率が上がることが多い。自分で書いた計画書より質が上がり、結果として補助金を受け取れる確率が高まります。成功報酬型であれば不採択時のリスクもありません。

    ② 事業再構築補助金

    難易度:★★★(外注推奨)

    理由

  • 認定支援機関の関与が必須(一人ではできない)
  • 5年間の詳細な事業計画が必要
  • 補助額が大きく、計画書の質が採否に直結する
  • 外注費用の目安

  • 成功報酬型:補助金額の5〜15%
  • 例:補助金5,000万円の場合、成功報酬250〜750万円

  • 費用対効果の計算式

    専門家への外注費用が「割に合うか」を計算する方法を紹介します。

    計算式

    (自分で申請の採択率 × 補助金額)vs(外注採択率 × 補助金額 − 外注費用)

    具体例:ものづくり補助金1,000万円を申請する場合

    シナリオ 採択率 期待される補助額 外注費 期待収支
    自分で申請 40% 400万円 0円 +400万円
    専門家に外注 60% 600万円 60万円 +540万円

    この場合、外注のほうが期待収支が高くなります。

    計算のポイント

  • 自分で申請した場合の採択率を低めに見積もる
  • 自分の時間コストも計算に入れる(10時間 × 時給換算)

  • 無料の相談窓口を活用する

    専門家への外注を決める前に、まず無料の相談窓口を活用してください。

    無料相談窓口一覧

    機関 内容 費用
    商工会議所・商工会 補助金の概要説明・計画書のアドバイス 無料
    中小企業基盤整備機構 経営全般の相談 無料
    よろず支援拠点 経営課題の無料相談 無料
    各都道府県の産業支援センター 補助金・助成金の情報提供 無料

    商工会議所のアドバイスだけで計画書の質が大きく上がることがあります。外注を検討する前に必ず無料相談を活用してください。


    外注先を選ぶ前の最低限チェック

    代行業者の選び方・悪徳業者の手口・費用相場の詳細は → 補助金申請代行の料金相場と悪徳業者の見分け方 に詳しくまとめています。ここでは費用対効果の判断に必要な最低限の確認点だけ挙げます。

  • 成功報酬の割合:15%以上は相場より高め
  • 不採択時のリスク:着手金を先払いさせる業者は慎重に
  • 採択実績:数字で示せない業者は回避
  • 採択後の実績報告サポート有無:交付申請・実績報告まで伴走してくれるか確認

  • よくある質問(FAQ)

    Q. 補助金申請を自分でやって失敗したときのリスクは何ですか?

    A. 不採択の場合は時間を損するだけで、金銭的なリスクはほとんどありません。ただし採択前に設備発注・契約をしてしまうと補助対象外になるリスクがあります。

    Q. 税理士に補助金申請を頼めますか?

    A. 多くの税理士が認定支援機関として登録しており、補助金申請のサポートができます。ただし補助金申請の専門家ではないケースもあるため、実績を確認してから依頼してください。

    Q. 中小企業診断士に頼むメリットは何ですか?

    A. 事業計画書の作成を専門とする方が多く、採択実績がある診断士は計画書の質を上げることができます。また認定支援機関として必要な確認書を発行してもらえます。

    Q. 補助金申請代行業者はどこで探せますか?

    A. Googleで「IT導入補助金 申請サポート」「ものづくり補助金 支援機関」等で検索、または商工会議所に紹介を依頼することが安心です。

    Q. 自分で申請して不採択だった場合、次回は専門家に頼んだほうがいいですか?

    A. 不採択の原因を分析することが先決です。書類の書き方が問題なら専門家への依頼が効果的ですが、そもそも事業内容が補助対象に合っていない場合は専門家でも採択は難しいです。


    まとめ:補助金種類別の難易度と判断基準

    補助金 難易度 推奨 費用対効果の分岐点
    IT導入補助金 ★★☆ 自分で 支援事業者サポートあり・自申請で十分
    持続化補助金 ★★☆ 自分で 商工会議所が無料サポート
    ものづくり補助金 ★★★ 代行推奨 1,000万円以上なら外注費用が回収できる
    事業再構築補助金 ★★★ 代行必須 認定支援機関の関与が法的要件

    費用対効果の計算式は本文を参照してください。外注費用が「外注の期待採択額 − 自申請の期待採択額」を下回るなら外注が正解です。

    まず商工会議所・よろず支援拠点への無料相談(費用ゼロ)を活用してから外注を決めてください。

    → 業者選びの詳細チェックリストは 補助金申請代行の料金相場と悪徳業者の見分け方 をご覧ください。


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  • 本記事の情報は2026年5月時点のものです。専門家への依頼費用は時期・業者によって異なります。

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